予約管理システム機能比較49項目【飲食店・レストラン向け11社】2021年

店舗

「予約管理システム」について、飲食店・レストラン向けとしてサービスを提供している11社を比較した記事です。

経済産業省推進資格ITコーディネータである筆者が独自調査(※1)を行い、サービス利用に必要な機能や導入のポイントについても解説しています。

⇒ITコーディネータとは?

また、各システムの機能ごとに重み付けによる評価(※2)を行いましたので、導入判断の基準としてお役立て頂ければ幸いです。

※1 今回の調査では、公式サイトやサービス資料による確認、アプリ試用、サービス提供会社へのヒアリングを行っています。
※2 重み付けとは、評価項目ごとに、重要度に応じた点数(10点・20点など)を付け、集計して総合的な評価を行う方法です。
経済産業省推進資格ITコーディネータ古澤シンジ

筆者:古澤シンジ

経済産業省推進資格ITコーディネータ

⇒筆者の情報

飲食店で利用したい予約管理システムの機能

飲食店やレストランなど店舗においての予約管理システムに必要なのは、

  • イートイン予約管理
  • 空席カレンダー
  • 顧客管理機能
  • 自社のWEBサイトとのリンク
  • マルチデバイス対応

などが必須の機能として挙げられるかと思います。

 

これから導入する際に検討したい機能

コロナ禍を背景にデジタル化が進み、予約管理システムのサービスを提供している企業からも様々な機能がリリースされています。

これからシステムを導入したい、または既存のシステムの見直しをされている店舗では、

  • 予約や顧客状況の集計機能
  • メッセージ配信機能
  • テイクアウト予約
  • テイクアウト決済サービス
  • グルメサイトとの連動
  • 電話連動CTI(※)機能
  • 会計(POSレジ等)連動機能

のような、拡張的な機能があると、飲食店の売上アップやリピートの増加、業務改善などに繋がりそうです。

また、多店舗展開している企業では、複数店舗の予約管理や顧客管理が一元化できるようなシステムだと良いですね。

この記事では、飲食店やレストラン向けの機能が利用できるような予約管理システムをご紹介します。

※CTI(コンピュータテレフォニーインテグレーション)とは、パソコンなどシステムと、電話やFAXを連携させる技術や提供しているシステムの事です。コールセンターなどで多く利用されており、例えば、電話番号から顧客の名前や取引履歴が画面上で参照できたり、通話内容を録音できるような機能があります。

 

各予約管理システムの機能比較評価表について

今回ご紹介する予約管理システムの機能やサービスについての詳細につきては、このページの最後で説明しています。

ここでは、ご紹介する予約管理システム機能比較評価表の見方について、基本的な説明となります。

 

コストと制限について

まず、下記5項目について調査しています。

  • 運用コスト
  • 導入費用
  • 保存顧客数の制限
  • 月間予約数の制限

事業規模や契約内容によって異なる場合もあると思いますので、参考までにご参照ください。

※有料/無料の詳細につきましては、サービスを提供している各企業の公式サイトをご確認下さい。

 

有料/無料

機能制限があっても無料プランが存在する場合は、「無料」としています。

無料サービスを継続して提供するためには、別の手段で利益を得る必要があります。

基本的に、「完全無料で納得のいく予約管理システムを導入する事はできない」と考えるべきです。

 

導入費用について

導入に当たり必要な最低限の初期費用になります。

機能によって導入費用は異なりますので、詳細につきましてはサービス提供会社に確認してください。

 

運用コストについて

どのサービスも「最低費用」を記載しています。

有料プランやオプションの追加によっては、想定以上に導入コストが発生する場合もあります。

評価の高い順に数社を検討して、店舗状況に合った予約管理システムを導入検討するようにして下さい。

また、いきなり導入を決定せずに「試用する」ことが重要です。

試用期間が設けられているかどうかも重要な導入決定要因となりますので必ず確認するようにしましょう。

 

保存顧客数の制限

プランの違い等により、保存できる顧客数に制限が設けられている場合があります。

この記事では、「あり/なし」と表記しています。

 

月間予約数の制限

プランの違い等により、予約できる「月間予約数」が設けられている場合があります。

この記事では、「あり/なし」と表記しています。

予約管理システムのサービスを提供している会社の中には、「従量課金制(予約数に応じて課金される」としているところもあります。

その場合、予約数によって予想以上のコストがかかる事にならないか、入念にシュミレーションする事が重要です。

 

機能対応表の見方

各予約管理システムで説明されている機能をまとめました。

ここでは、その機能を満たしているかどうかを○×式で記述しています。

○ 機能を満たしている
× 機能を満たしていない
▲ 部分的に満たしていない
※○×の後、カッコ()書きしているものは、特筆すべき機能として紹介しています。
※公式で無料と謳われている予約管理システムであっても、○はオプションとして有料の場合がございます。
※▲は、ご紹介するシステム単体ではなく、同じ企業で他のサービスとしてシステムを提供しており、予約管理システムとリンクしている場合などにおいて記載してあります。
※万が一間違っている場合はコメント頂ければ修正致しますので、正確な情報提供にご協力をお願いします。

 

評価点について(重み付け評価点数)

重み付けとは、評価項目ごとに、重要度に応じた点数(10点・20点など)を付け、集計して総合的な評価を行う方法で、システム導入などの判断材料として用います。

今回の予約管理システムにおいては、各機能項目の重要度を定量評価(点数化)し、その機能を満たしているかどうかを掛け合わせて評価しました。

評価点数 = 重要度×機能別評価点 の合計

システム導入の参考値としてご利用ください。

なお、サービス利用料金が、有料か無料かは、評価に加えておりません。

まずは評価の高いものをチェックして頂き、店舗の予算や状況に合わせてシステム導入を判断すると良いでしょう。

 

予約管理システム機能比較評価表【飲食店・レストラン向け】2021年最新版

飲食店やレストランなどの店舗に利用できそうな、予約管理システムの機能を比較表です。

店舗に必要となる機能の重要度と、その機能を満たしているかを重み付けして定量評価しました。

予約管理システム導入判断の基準としてお役立て頂ければ幸いです。

万が一間違っている場合はコメント頂ければ修正致しますので、正確な情報提供にご協力頂けますと助かります。

 

予約管理システム機能比較評価表【飲食店・レストラン向け】
サービス名称レストランボードtoreta(トレタ)STORES予約(ストアーズ)リザーブキーパーリザエンSELECTTYPE(セレクトタイプ)ebica(エビカ)お席トットくんChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)ヨヤクノートSuperSaaS(スーパーサーズ)
評価点評価 83 点評価 108 点評価 141 点評価 102 点評価 110 点評価 93 点評価 133 点評価 111 点評価 126 点評価 75 点評価 118 点
有料or無料無料(オプション有料)有料無料(有料プランあり)有料有料無料(有料プランあり)有料有料有料無料有料
運用コスト月額0円~月額12,000円~月額0円~月額8,000円~月額10,000円~月額0円~8,000円~8,000円~11,000円~月額0円~750円~
導入費用0円20,000円~0円0円20,000円~0円30,000円~0円22,000円0円0円
保管顧客数の制限なしなしなしなしなしありなしなしなしなしなし
月間予約数の制限なしなしありなしありありなしなしなしなしあり
スマホ・パソコン対応▲(ブラウザ閲覧で可)▲(PC、タブレットのみ)▲(ipad、PCのみ)
予約管理
予約の代理登録
予約カレンダーデザイン変更××▲(色のみ)××××
WEB予約ページ作成・埋め込み×
ブログ機能×××××××××
グループ予約
所要時間の自由設定×××▲(30分単位のみ)
予約者情報項目カスタマイズ××××××
予約時アンケートのカスタマイズ××××××
予約メモ○(手書き入力可)○(手書き入力可)××
予約通知メールのカスタマイズ×××××
会員限定予約ページ作成××××××
独自ドメイン設定××▲(STORESで設定可)×××××××
グルメサイト連携○(ホットペッパーグルメ連携)○(24社以上のサイトと連携可)×××××
音声録音×○(スタッフの受け答えを録音)××××××××
複数店舗管理×
管理者権限×××
スタッフ管理×××××××××
キャンセル待ち機能×××××××××
空席管理××××××
多言語対応▲(翻訳のみ可)××××▲(翻訳のみ可)×▲(外部サービス利用で可)×
帳票印刷機能××××
予約集計機能▲(CSVで可能)
会計機能連携▲(Airレジと連動で会計情報連携可)▲(9社の外部POSレジと連携可)××▲(エンタープライズ版)×▲(有料オプション)×××
顧客管理○(Airレジと連動で会計情報連携可)×▲(有料オプション)
ユーザーページ×××××××
メール配信機能▲(オプションで可能)××
SMS配信機能×××××
LINE@連携××××××××
電話連動CTI×××××××
IVR機能×××××××
テイクアウト予約××▲(STORESネットショップで可能)××××
事前決済×××
会員向けアプリ××××××××××
レビュー受付可否設定×××××××××
ブラックリスト機能××××××××××
CSVインポート▲(有料)×××
CSVエクスポート××
Googleカレンダー連携×××××××
Google予約×××××××
API連携▲(Airレジのみ連携可)▲(POSレジのみ可)×××××
サポート体制○(24時間サポート)▲(メールのみ)▲(メールのみ)×(セルフサービス)

 

予約管理システムの機能概要

各機能について、その機能概要を表にまとめました。

3点 必須の機能
2点 あっても良い
1点 なくても良い

予約管理システムの機能概要
システム機能名称重要度機能内容
スマホ・パソコン対応3パソコンだけでなく、スマホでも管理できる機能
予約管理3予約の登録・変更ができる機能
予約の代理登録3店舗側が顧客に代わって予約できる機能
予約カレンダーデザイン変更1予約カレンダーの色やレイアウトなど変更できる機能
WEB予約ページ作成・埋め込み2WEB上で予約できるページを作成、または自社サイトに埋め込める機能
ブログ機能1お店のブログが開設できる機能
グループ予約32人以上の任意の人数を指定して予約できる機能
所要時間の自由設定25分・10分間や4時間・5時間など、所要時間を変更できる機能
予約者情報項目カスタマイズ2顧客が予約時に入力する情報を自由に設定できる機能
予約時アンケートのカスタマイズ2予約時のアンケートを自由に設定できる機能
予約メモ2顧客毎にメモを入力できる機能
予約通知メールのカスタマイズ2予約後、顧客に送信されるメール内容をカスタマイズできる機能
会員限定予約ページ作成1会員種別ごとにパスワード制限を設けて閲覧予約できる機能
独自ドメイン設定1自社独自のドメイン(example.com等)が設定できる機能
グルメサイト連携3グルメサイトの予約と連動する機能
音声録音1予約受付中に会話を録音できる機能
複数店舗管理3複数店舗の予約を一元管理できる機能
管理者権限3スタッフ権限に合わせて操作できる機能を絞れる機能
スタッフ管理2予約メニューの紐づけや出勤スケジュール管理、シフト管理が行える機能
キャンセル待ち機能2キャンセルが発生した際に、キャンセル待ちの顧客に通知できる機能
空席管理2席の稼働状況が確認できる機能
多言語対応2外国人観光客が利用する主要サイトと連携して予約管理を一元化したり、自動翻訳できる機能
帳票印刷機能2調理場やスタッフ用に帳票が印刷できる機能
予約集計機能2予約を自動集計し、日毎の予約数、来客数を分析できる機能
会計機能連携2予約来店後の会計情報を予約システムと連携できる機能
顧客管理3顧客の名前や電話番号等のデータベース
ユーザーページ1会員自身が予約履歴や会員情報を閲覧・管理できる機能
メール配信機能2顧客宛にサンクスメールやメールマガジン等が配信できる機能
SMS配信機能2顧客宛にメールだけでなく、SMSでメッセージを配信できる機能
LINE@連携2LINE@の予約機能や通知等、LINEとの連携ができる機能
電話連動CTI2パソコンなどシステムと、電話やFAXを連携させる技術や提供しているシステム
IVR機能2自動音声応答で電話を受け、顧客にSMSを送信しウェブ予約ページを案内する機能
テイクアウト予約3テイクアウトを指定時間に予約できる機能
事前決済3テイクアウトや商品の販売等の料金の事前決済ができる機能
会員向けアプリ1顧客がインストールするアプリで予約確認や変更等行える機能
レビュー受付可否設定1レビューを受け付け/表示できる機能の可否設定
ブラックリスト機能1ブラックリストを作成する事ができ、予約に制限をかける事ができる機能
CSVインポート3CSVデータを用いて、顧客データをまとめてインポート(登録)できる機能
CSVエクスポート3CSVデータを用いて、顧客データをまとめてエクスポート(出力)できる機能
Googleカレンダー連携2予約情報をGoogleカレンダーと同期してくれる機能
Google予約3Google 検索、Google マップ、Google アシスタントから予約できる機能
API連携3他のWEBアプリとの連携が可能になる機能
サポート体制2予約管理システムサービスを提供している会社のサポート体制(電話、メール等)

 

導入選定のポイント

飲食店やサービス業など店舗における予約管理システムについては、今後ますます競争が激しくなる事が予想されます。

システムサービス提供会社においても、機能や価格面について充実化を図っていくと思われます。

ここでは、予約管理システム導入選定のポイントをまとめていますので参考になさってください。

 

本当に必要な機能をまとめる

サービス提供会社各社、機能の充実化を図っています。

「あったら便利かも」という機能が利用できるシステムもありますが、まずは、自社にあった最適な予約管理システムが得られるような基準を決めましょう。

 

運用期間からコストを見積る

店舗展開等の経営計画が存在する場合は、計画のマイルストーン毎に運用コストを試算します。

1年単位、2年単位などで区切り、選定した予約管理システムのコストを合計してみると、どのサービスが妥当か判断できるでしょう。

 

おすすめ予約管理システム

今回ご紹介した予約管理システムから

  • 機能評価点の高さ
  • 試用期間
  • サポート体制

の観点でオススメしたいのはSTORES予約(ストアーズ)です。

 

4つのサービスでデジタル化を推進できる

TVコマ―シャルでよく見るようになった「STORES(ストアーズ)」は、ヘイ株式会社が運営するデジタル化プラットフォームです。

STORES(ストアーズ)」では、予約管理システムだけでなく、

  • ネットショップ
  • キャッシュレス決済
  • POSレジ

を提供しています。

予約管理システムと合わせた「4つのサービス」を利用する事で、飲食店や店舗などのデジタル化をいっきに推し進める事が可能です。

 

機能が充実

STORES予約(ストアーズ)」における、今回の機能評価点数合計は141点でした。

中でも特筆したいのは、

  • カスタマイズ性
  • 外部システムとの拡張性
  • 無料試用

の3点です。

 

カスタマイズ性

STORES予約(ストアーズ)」では、予約時の所要時間を細かく設定したり、予約時の顧客情報を細かくカスタマイズする事が可能です。

ネットショップと統合すると、テイクアウト予約や事前決済なども可能になり、売上の機会を増やしていく事が可能です。

 

外部システムとの拡張性

STORES予約(ストアーズ)」では、外部システムとAPI(※)で連携可能です。

自社の基幹システムや外部システムと連携する事で、業務効率化や情報の共有などが可能になります。

※WEBシステム同士を繋ぐインターフェース。外部システムとの連携が可能になり、機能が拡張できる。

 

無料試用

予約管理システムを提供しているサービス会社、各社とも無料の試用期間を設けている場合が多いです。

STORES予約(ストアーズ)」では、「フリープラン」というのが存在します。

機能に制限はありますが、制限範囲内であれば期限なく利用できますので、とことん試用できて安心です。

⇒まずは無料で試してみる(所要時間1分)



 

まとめ

予約管理システムサービスを提供している企業は年々増えています。

サービス提供側としても、料金を下げるか、利益を維持しつつ機能を充実させるなどして利用者の拡大を図っています。

その事を踏まえると、飲食店などの店舗においては、時代の変化を捉え、その時々で自社の状況に合った予約管理システムを導入・利用していくべきです。

そのためには、顧客データや予約データ、売上データなどは自社で管理し、いつでも切り替えられるようにしておきたいですね。

また、契約に極端な縛り(1年を超えるような長期契約)がある予約管理システムは避けた方が無難と言えます。

契約内容を必ずチェックして、自社にあった予約管理システムを導入しましょう。

 

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