イノベーションに関する書籍はたくさん出ていますが、イノベーションの本質を説き、体系化していると思う書籍10冊をまとめてみました。
イノベーションには「事業計画の実行」が不可欠。下記の記事では、計画実行とPDCAを回すポイントについて解説していますので合わせてご覧下さい。⇒事業計画の実行とPDCAを回すポイントを詳しく見る
経済発展の理論 シュンペーター
イノベーションの概念を最初に作ったシュンペーターの代表作。
彼は、イノベーションを「新結合」といい、その分野を定義した。Amazonで詳しく見る
イノベーションと企業家精神 ドラッガー
シュンペーターの考え方を受け継いだとされるドラッガーによる、イノベーションの集大成。
イノベーションの機械と戦略の考えを体系化した事で、マーケティングだけでなく、イノベーションとしてもバイブル的な一冊。
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イノベーションのジレンマ クリステンセン
クレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」では、なぜ優良企業がなぜ失敗するか?
という観点で、イノベーションを製品技術に絞って書かれています。
「破壊的技術」と「持続的技術」という概念で、事業改善と事業改革の違いを明確にしたイノベーションの必読書。
暗黙知の次元 マイケル・ポラーニー
「発見とは何か」ということを研究したマイケル・ポランニーの著書。
発見のプロセス(知識と存在)の間には、「見えない連携」のようなものが働いていると説いた一冊。
知識創造の方法論 野中郁次郎
マイケル・ポラーニーの暗黙知を、SECI(セキ)というプロセスで体系化した、ナレッジ・マネジメントの核となるフレームワーク。
「技術者力」を鍛える 水島温夫
野中郁次郎のSECIモデルを元に、イノベーションから事業化までの「組織化」に焦点を当てた水島温夫の著書。
イノベーションのための「場づくり」と、事業化のための「場づくり」を実践例を踏まえて具体化している。
ビジネスモデル・イノベーション ラリー・キーリー
オープン・イノベーションの立場に立ち、イノベーションには10タイプの分野があるとし、その事例を提示して解説したラリー・キーリーの著書
ビジネスモデル・ジェネレーション アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール他
価値を創造する9つのブロックで構成されるビジネスモデルキャンバスを提示。
ブレインストーミングを用いてビジネスモデルを構築する手法を提唱している一冊。
ストーリーとしての競争戦略 楠木 建
成功している戦略には「ストーリー」が組み立てられていると説き、多くの企業事例から、競争優位をもたらす論理を解明したベストセラー本。
進化思考 太刀川英輔
生物の進化と同じく、「変異」と「適応」を繰り返すことで、誰でも創造性を発揮する事ができる思考法を説いた一冊。
イノベーションの手法を、わかりやすい図解と共に体系化した集大成。
恐らく、ありとあらゆる製品やサービス、ビジネスモデルに応用が利くと思います。
固定概念の天と地がひっくり返る、
イノベーションを起こすノウハウが詰まった「進化思考」
おもしろい!https://t.co/jNk2vcZhJZ
— 古澤シンジ 🧭 アナログIT経営パートナー (@Shinji_DXshock2) July 13, 2021
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回、イノベーションの本質を説き、体系化していると思う書籍10冊をまとめました。
この記事を参考に、自社の新たなビジネスモデル策定や経営戦略に役立てて下さいね。
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