現代のリストマーケティングの手段としてLINEやFacebookなどが広く利用されています。
しかし、従来のメールによるマーケティングも、
様々チャネルと併用されることで、有力な手法として再注目されているようです。
メールマーケティングは、配信先のターゲットによって有効な手法が変わるため、
その特徴やメリット、デメリットなどについて理解することが必要です。
そこで今回は、主なメールマーケティングの手法を解説したいと思います。
下記の記事では、筆者おすすめのメール配信ツールについてご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「メルマガやステップメール配信ツールのおすすめ」を見てみる
メールマガジン
古くから利用されている、保有リストへの一斉メール配信です。
多くの見込み客やリピーターをターゲットに、時間などを自由に設定して配信できるといった特徴があります。
DMなどに比べて費用を抑えられますが、配信内容をきちんと読んでもらえない可能性が高いです。
事例紹介
「損害保険ジャパン株式会社」では、会員サイトのコミュニケーションツールとして活用しているようです。
質の高いカスタマイズを実装する事で、Webサイトへの流入も促しています。
下記の記事では、費用対効果の高いメルマガの作り方や必要な準備について、5つのステップに沿って解説していますので合わせてご覧ください。⇒費用対効果の高いメルマガの作り方「5つのステップ」を見てみる
ターゲティングメール
ターゲットに絞った商品やサービスの広告を、自社情報のみで配信するメールマーケティングの手法です。
見込み客の獲得が少なくなりますが、サービスを実際に利用するユーザーを得やすくなるでしょう。
事例紹介
服飾・雑貨カタログ通販大手の「ニッセン」では、閲覧履歴やお気に入り登録などをもとに、ユーザーの好みの商品をピックアップして配信することで、売上につなげています。
紙媒体とECサイト、ターゲティングメールとを組み合わせる事により、ダイレクトマーケティングを実施しています。
ステップメール
アクションがあったユーザーに、設定したスケジュールで複数のメールを自動的に配信できます。
業務の効率化を図れますが、定期的な更新は必要になるでしょう。
事例紹介
英語レッスンサービスの事例では、無ステップメールの作り方料カウンセリングに来たユーザーに、1週間毎日、レッスンの詳細やメリットについて配信したところ、入会率のアップにつながりました。
下記の記事では、売上アップに繋がるステップメールの作り方について詳しく解説していますので合わせてご覧ください。⇒ステップメールの作り方について詳しく見てみる
リターゲティングメール
ターゲットに適したタイミングで有益な情報を配信し、商品の購入へと誘導する手法です。
コストパフォーマンスが良いのがメリットですが、ユーザーのトレンドなどに順応するため、ステップメールの再設定やコンテンツの見直しも必要になるでしょう。
事例紹介
京都芸術大学では、出願フォームへのアクセスがあったユーザーに、出願の流れに関するメールを配信したところ、出願率が上がりました。
また、出願が完了していない入学検討者にはFacebook広告でアプローチをかけるなど、複数チャネルを効果的に活用しています。
配信ツールを活用する
ここまで、メールマーケティングの主な手法をご紹介しましたが、
実装にあたっては「メール配信ツール」が不可欠です。
そこで、ITコーディネータの筆者が厳選したおすすめのメール配信ツールをご紹介したいと思います。
料金についても、概要を解説致しますので参考にしてみてください。
ブラストメール
メール配信サービスは数多くありますが、「ブラストメール」は、
利便性の高さと機能の豊富さから人気が高く、メール配信業界シェア第1位のメール配信サービスです。
老舗のメール配信サービス「blaynmail(ブレインメール)」のリニューアル版となり、根強いファンが多いのも特徴です。
直感的な操作で、HTMLメールが簡単に作成でき、細かなターゲット配信や効果測定が可能です。
また、料金も3,000円からと低コストで利用でき、登録アドレス数によって価格が変動する仕組みとなります。
「ブラストメール」には、無料トライアルが用意されており、月間300件以上も実施されています。
まずは、無料トライアルで、その機能を使ってみる事をおすすめします。
「ブラストメール」については、下記の記事でも詳しくご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「ブラストメール」メール配信ASPの料金や評判について詳しく見る
ウィルメール(WiLL Mail)
「ウィルメール(WiLL Mail)」は、5年連続でクラウドアワードを受賞しており、
メール配信業界でも売上成長率第1位を誇る、メール配信サービスです。
無駄のない、通数課金プランを採用しており、大規模配信でも最適な高スペックのサービスを提供しています。
ドラッグアンドドロップで簡単にHTMLメールが作成できますので、専門的な知識は不要です。
また、「ウィルメール(WiLL Mail)」では、初期費用がかかりません。
もっとも安いプランは、月額4,000円からとなり、
月単位ですぐに利用できるのも「ウィルメール(WiLL Mail)」の特徴です。
「ウィルメール(WiLL Mail)」でも、
無料トライアルが用意されていますので、まずは試してみる事をおすすめします。
「ウィルメール(WiLL Mail)」については、下記の記事でも詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒「ウィルメール(WiLL Mail)」の料金や評判について詳しく見る
MyASP(マイスピー)
「MyASP(マイスピー)」は、
- ステップメール
- メールマガジン
- 公式LINE連携
- 会員サイト構築
- 顧客管理
- 決済連携
- アフィリエイトセンター構築
- Facebook広告連携
など、メールだけでなく、
リスト化~収益化までが行える「オールインワン配信スタンド」です。
メールが無制限で配信できるのはもちろん、
顧客ごとに配信のタイミングを変えるステップメールなども追加料金なしで使えます。
残念ながら無料プランは用意されておりませんので、
ミニマムのビギナープラン(月額3,300円)で試す必要があります。
このサイトでも実際に利用しております。
いろんな配信スタンドを試しましたが、使い勝手と豊富な機能から、
コスパ抜群なのは「MyASP(マイスピー)」です。
「MyASP(マイスピー)」については、下記の記事でも詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒「MyASP(マイスピー)」の料金や評判について詳しく見る
提供価値があり、成果に繋がる手法を
いかがだったでしょうか。
今回は、メールマーケティングの手法について解説しました。
従来のメールによるマーケティングの手法は、再び注目を集めています。
まず、メールマーケティングを効果的に利用するために、その基本について理解することが大切でしょう。
これからメールマーケティングを検討しているのであれば、いくつかの手法のなかから最も利用価値のあるものを選んで、自社の目的を達成できるようなコンテンツの設定を試みてください。
また、メールマーケティングを実施した際には、必ず効果検証を行い、次の施策に役立てる事が大切です。
下記の記事では、メルマガとステップメールの違いについて詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒「ステップメールとメルマガの違い」について詳しく見てみる
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