パソコンや携帯電話の普及に伴って気軽にインターネットを楽しめるようになっています。
しかし、利用者の中には、
自分が利用しているサービスについて詳しく理解していない人も多いのが実情です。
「SERPs(サープス)」も同様に当たり前のように使っているサービスの一つであることを知らない人はたくさんいます。
今回は、SERPsの特徴や効果について解説致します。
下記の記事では、SEO対策の基本と対策のコツについて解説していますので合わせてご覧下さい。⇒SEO対策の基本とコツを詳しく見る
SERPsの意味と特徴
「SERPs(Search Engine Result Pages)」は、インターネットを利用している人が
検索エンジンで検索したキーワード結果を表示するページのことを言います。
ユーザーが入力したキーワードから希望する情報が何かを分析して目的に一致するWebページのタイトルと説明文を表示するのが主な役割です。
ただの検索結果?
と思った方も多いかもしれませんが、検索エンジンのアルゴリズムの進化により、高度な検索結果が表示されるようになったのがSERPsです。
例えば、商品名を検索すれば、ショッピングサイトの検索結果が、商品画像付きで表示される事があります。
また、サービス名と地名を合わせて検索すれば、地図が表示される事があります。
このように、ユーザーの検索意図に合わせて表示されるのがSERPsとなります。
SERPsの種類と期待できる効果
検索エンジンのSERPsは技術力の進化に合わせて表示される情報や種類も増えています。
ここでは、代表的なSERPsの種類をご紹介します。
ユニバーサル検索
SERPsの中でも代表的な表示結果として挙げられるのがユニバーサル検索です。
ユニバーサル検索とはWebページ以外の検索結果が表示される機能になります。
画像や動画はもちろん、目的地までのルートを調べるのに役立つ地図や検索ワードに関連するニュースなどが表示されるのが特徴です。
内容に応じてインターネットショッピングのサイトなども表示されるので目的に関係なくスムーズに情報を入手できます。
パーソナライズド検索
ユニバーサル検索と並ぶ便利な機能として挙げられるのがパーソナライズド検索です。
ユニバーサルがワードに関連する様々な情報を表示するのに対して、パーソナライズド検索は自分好みにカスタマイズできます。
現在地や過去に調べた内容からユーザーが興味を抱きそうな情報に絞って検索結果が表示されるのが特徴です。
これにより、不要な情報を省いて効率良く調べることができます。
リスティング広告枠
企業が広告として出稿しているのがリスティング広告枠です。
検索結果の一番上に表示され、「広告」として表示されます。
リスティング広告は、検索されたキーワードに対して出稿された広告ランクによって表示順位が異なります。
バーティカル検索
バーティカル検索は、
- 画像
- ショッピング
- ニュース
などの絞り込み機能となります。
例えば、「iphone 中古」などと検索すると、ショッピング枠が画像付きで表示されます。
サイトリンク
特定の企業やお店、ブランドで検索した際に、メインの検索結果と合わせて、いくつかの検索結果がまとまって表示される場合があります。
これらは、「サイトリンク」と呼ばれ、対象となるサイト内の主要なリンクとなります。
サイトへのトラフィックやサイテーション等を元に、Googleの検索エンジンが自動的に表示しているため、サイト運営者が操作できるものではありません。
サイテーションについては下記の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒サイテーションのSEO効果と具体的なやり方を詳しく見る
リッチリザルト
検索結果と合わせて表示される以下のようなものを
「リッチリザルト(リッチスニペット)」と呼びます。
- パンくずリスト
- レシピ
- レビュー
- FAQ(よくある質問)
これらは、サイト運営者側がページに情報(構造化データ)を埋め込む事によって、検索エンジンに伝える事ができます。
検索結果に表示されるかどうかは、検索エンジンによりますが、
構造化データがない場合は伝える事ができませんので、可能であれば設定しておきたいですね。
パンくずリストについては下記の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒パンくずリストの種類と具体的事例について詳しく見る
SERPsでの表示を増やそう
いかがだったでしょうか。
今回は、インターネットの検索結果に表示される「SERPs」について解説致しました。
情報過多の時代においてインターネットの検索方法はより便利な物へと進化しています。
いっぽう、ユーザーがSERPsによる検索結果で満足してしまい、サイトに訪れない現象が起こります。
この事を「ゼロクリックサーチ」と言いますが、
サイト運営者としては、いかにSERPsで表示されるかどうか検討する事が重要です。
そもそも検索エンジンにインデックスされていないサイトは、検索結果にも表示されません。検索エンジンの仕組みについては下記の記事で詳しく解説しています。⇒googleインデックスと検索エンジンの仕組みを詳しく見る
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