日本国内で私達が普段から利用する検索エンジンは、
- Yahoo!
- Bing
の3つです。
今回は、これら検索エンジンの利用状況について、
OSとブラウザのシェア率も合わせて、最新の調査データを元に解説致します。
検索エンジンの基本的な仕組みについては、下記の記事で解説していますので合わせてご覧下さい。⇒googleインデックスと検索エンジンの仕組みについて詳しく見る
国内における検索エンジンのシェア-2021年
はじめに、日本国内における検索エンジンのシェア率を確認しておきたいと思います。
直近のデータを見てみると、次のようになっております。
PC
- Google:約75.8%
- Yahoo!:約14.4%
- Bing:約9.3%
モバイル端末
- Google:約75.4%
- Yahoo!:約24.1%
- Bing:約0.2%
タブレット端末
- Google:約73.1%
- Yahoo!:約23.7%
- Bing:約2.8%
圧倒的シェアのGoogle
直近のデータから、PCにおいては、
Yahoo!に次いで、Bingも10%程度の利用がある事が確認出来ます。
いっぽう、モバイルとタブレット端末においては、Yahoo!が約25%のシェア率がありますが、Googleの検索エンジンを利用しているため、
検索エンジンとしてはGoogleが圧倒的にシェアを獲得している事になります。
国内におけるOSのシェア率-2021年
次にOSについて、日本国内におけるシェア率を確認しておきたいと思います。
PCの検索エンジンのシェア率において、Bingが約10%あった理由として、OSとしてWindowsのシェア率が高い事が挙げられます。
PC
- Windows:約68.7%
- MAC OS:14.6%
モバイル端末
- iOS:66.5%
- Android:33.3%
タブレット端末
- iOS:約70.5%
- Android:約29.5%
国内におけるブラウザの利用シェア率-2021年
最後に日本国内におけるブラウザの利用シェア率について確認しておきます。
PC
- Chome:約60.6%
- Edge:約16.8%
- Safari:約8.2%
- Firefox:約6.6%
- IE:約5.2%(2022年6月16日サポート終了)
モバイル端末
- Safari:約62.2%
- Chrome:約32.2%
- Samsung:約2.7%
- Android:約0.7%
タブレット端末
- Safari:約55.3%
- Chrome:約30.8%
- Android:約12.6%
検索エンジン利用シェア率の推移-2019年8月~2022年4月
ここでは、ブラウザと検索エンジンとの関係を知るために、
ブラウザと検索エンジンのシェア率の推移について調査しました。
調査期間は、Edgeが登場した2019年8月から直近までとなります。
日本国内のPCにおけるブラウザの利用シェア率の推移
Windows11がリリースされた2021年後半及び、IEのサポートが終了する2022年6月にかけて、ChromeとEdgeに大きな変化がある事がわかります。
日本国内のPCにおける検索エンジンのシェア率の推移
ブラウザの利用シェアの変化に伴って、
Googleのシェア率が緩やかに減少し、Bingのシェア率が伸びてきているのが分かります。
「Bing」利用が増えている
いかがだったでしょうか。
今回は、検索エンジンの利用状況について、OSとブラウザの最新の調査データを交えて解説致しました。
Edgeは2019年8月にBeta版が登場し、日本では2020年4月から正式版が配信されました。
2022年6月に、Internet Explorerのサポート終了と、Window11のリリースに伴い、
2022年に入ってから急速にシェアを伸ばしています。
Windowの基本機能に含まれる「検索ツール」及び、Edgeの検索エンジンには「Bing」が採用されていますので、
今後、PCにおいては、「Bing」の利用者数も増加すると思われます。
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