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会員サイトの作り方「7つのステップ」と5つの構築システム

会員サイトの作り方「7つのステップ」と4つの構築システムWEBサイト

オンラインサロンやオンラインコミュニティなど

「より多くの新規顧客を獲得したい」

「既存顧客の満足度を向上させたい」

という思いで、

会員サイトの運用を検討している方もいるのではないでしょうか。

 

いっぽうで、

「専門的な知識やスキルがないので、会員サイトが作れるのか不安だ」

という方もいるかもしれません。

 

そこで今回は、経済産業省推進資格ITコーディネータの筆者が、

これから会員サイトを運営していきたい人に向けて、会員サイトの作り方を詳しく解説致します。

 

ぜひ最後までご覧頂き、

貴社の会員サイト運営にお役立てください。

 

経済産業省推進資格ITコーディネータ古澤シンジ

著者:古澤シンジ

経済産業省推進資格ITコーディネータ

古き良きアナログを大切に、デジタルとの融合を考えるマーケティングについて情報を発信。

⇒筆者の情報

会員サイトの基本

まずは、会員サイトを理解するために、次のような点を整理します。

  • 運営の目的
  • 必要な機能
  • 会員サイトのメリット
  • 会員サイトのデメリット

 

会員サイトの主な目的

会員サイトには、オンラインサロンやオンラインコミュニティ、ファンクラブなどがありますが、

会員サイトを作る主な目的としては、次のようなものが挙げられます。

 

顧客との関係性維持

会員サイトを作る目的として、

「顧客との関係性を維持すること」が挙げられます。

 

例えば、ネットショップの会員になったユーザーに対し、

プレゼントキャンペーンやお得な特典の情報提供、

まだ一般販売されていない新商品の先行販売を実施

 

などによって、リピーターとして、

継続して利用してもらうようアプローチする事が可能です。

 

会員同士のコミュニケーション

サイトが活性化する会員同士のコミュニケーション

 

オンラインサロンやオンラインコミュニティ、マッチングサービスを提供している会員制のWEBサイトの場合は、

会員同士がコミュニケーションしやすい環境を作る事が目的として挙げられます。

 

ファン限定サービス

タレントやアーティストのファンサイトでは、

会員だけが閲覧する事ができる映像・画像の提供を行う事を目的としています。

 

会員制とする事で、

よりコアなファンとなる可能性が高まります。

 

会員サイトに必要な機能

会員サイトの目的を実現させるためには、会員限定とする機能が必要です。

 

会員サイトを作る際に欠かせない機能と言えるのが、

会員登録フォームやマイページ、ログイン・ログアウト機能などです。

 

また、バックヤード側で必要な主な機能としては、

会員の個人情報を管理する機能や問い合わせ機能、

サイバー攻撃を防ぐためのセキュリティ機能など

が挙げられます。

 

会員サイトのメリット

会員サイトのメリットの一つとして挙げられるのが、

会員の個人情報を得る事ができるという点です。

 

入手した個人情報に対して、

ダイレクトにマーケティングに活用できる他、

会員に対してアンケートやインタビューを実施する事で

商品やサービス開発のヒントを得る事が期待できます。

 

会員サイトのデメリット

会員サイトのデメリットと言えるのが、

会員数が少ないとそれほど効果が期待できないという点です。

 

当たり前の事ですが、何もしなければ会員を増やす事はできません。

 

そのため、ある程度の会員を確保するには

施策を講じる必要があり、手間がかかりやすいと言えます。

 

またコミュニティに特化した会員サイトの場合、

会員数が増えないとコミュニティ自体が活性化せず、

会員が退会してしまう可能性もあります。

 

会員サイトの種類

会員サイトを運営する前に、サイトの種類を確認してみたいと思います。

会員サイトには、主に次のような種類があります。

  • コミュニティ型
  • ファンクラブ型
  • スキルシェア型
  • プロジェクト型

 

コミュニティ型

コミュニティ型の会員サイトとは、

会員同士で交流や情報交換などを行う環境を提供しているWEBサイトを指します。

 

ファンクラブ型

ファンクラブ型の会員サイトとは、

タレントやミュージシャン、スポーツチームなどを応援している

ファンに特化したWEBサイトの事を指します。

 

スキルシェア型

スキルシェア型の会員サイトとは、

自分が身に付けているスキルや専門知識などを他の会員に提供するなど、

スキルのシェアが目的となっているWEBサイトです。

 

プロジェクト型

プロジェクト型の会員サイトとは、企業のプロジェクトに関連する情報など、

プロジェクトに関わっている人だけがアクセスできるWEBサイトの事を指します

 

会員サイト構築のシステム

会員サイトを運営するにあたっては、

必要な機能を網羅したシステムや、会員サイト運用ツールを用意する必要があります。

 

会員サイト構築のシステムは、大きく分けて次の4つがあります。

  • オープンソースCRMの利用
  • プラットフォームの利用
  • WordPress
  • ホームページ作成サービスの利用
  • ASP(アプリケーションサービスプロパイダー)

 

 

オープンソースCRMを利用した会員サイトシステム

オープンソースとは、

無償でプログラムのソースコードが公開されているソフトウェアの事を指します。

 

CRMとは「顧客関係管理」とのことで、

主に顧客との関係性を管理するツールを指します。

 

商用・非商用に関係なく誰でも利用できるのが魅力ですが、いっぽうで、

保守管理やセキュリティなどは、自社で全て管理する必要があります。

 

代表的なオープンソースCRMが「Mautic(マウティック)」です。

 

Mauticでは、

見込み客を独自の指標で可視化して分析・管理する事ができるようになっています。

 

プラットフォームを利用した会員サイトシステム

プラットフォームとは、システムやサービスを動かすために必要な基盤・土台となるネットサービスやソフトウェアなどを指します。

 

代表的な会員サイトプラットフォームは、

「LINEオープンチャット」や「DMMオンラインサロン」です。

 

LINEオープンチャットは、誰でも参加可能なグループを作る事で、

友達以外の人とも交流できるサービスです。

 

一方、DMMオンラインサロンは、著名人や専門家が発信している情報を参考にスキルアップする事などができる

コミュニティ型の会員サイト・プラットフォームとなっています。

 

WordPressを利用した会員サイトシステム

WordPressとは、

サイトやブログの作成などができる無料のソフトウェアです。

 

プラグインが豊富であり、

少ない費用で会員サイトの構築ができる点が魅力と言えます。

 

ただし、オープンソースCRM同様に、

保守管理やセキュリティ面は自社で全て管理する必要があります。

 

レンタルサーバーのおすすめは「エックスサーバー」です。私も20年以上利用しており、安定して運用できています。⇒エックスサーバーについて詳しく見る

 

ホームページ作成サービスの利用

ホームページの作成ができるサービスはたくさんありますが、中でも「Wix(ウィックス)」には、最初からCRMによる会員サイト構築機能が備わっています。

 

利用できる機能としては、

  • ライブチャット
  • フォーム
  • メールのオートメーション
  • Inbox(メールやFacebookのDMなどを一元化)
  • 顧客データ(連絡先)
  • 請求書や見積書の発行
  • アクセス解析

 

など、かなり高度な機能がほとんど無料で利用できます。

 

ホームページの作成からCRMによる会員システムを一元化できます。

無料で始められますので、まずはWixを試してみましょう。
⇒「Wix」公式サイトを見てみる

※「デジてん!」は、「Wix アフィリエイト」を利用し、紹介料などの収益を得ています。

 

ASPを利用した会員サイトシステム

ASP(アプリケーションサービスプロパイダー)とは、

インターネットを利用してWEBサイトを構築するシステムの事を指します。

 

ASPを利用した代表的な会員サイトが「MyASP(マイスピー)」です。

「MyASP(マイスピー)」は、

一つのシステムで集客から販売までを実現してくれるマーケティングツールです。

 

ちなみに、このサイトの一部は「MyASP(マイスピー)」を利用して運用しています。

⇒「MyASP(マイスピー)」公式サイトを見てみる

 

下記の記事では、メール配信スタンド「MyASP(マイスピー)」について詳しく解説していますので、合わせてご覧下さい。⇒「MyASP」の料金や評判を詳しく見てみる

 

会員サイトの作り方

ここでは、実際に会員サイトの作り方をご紹介します。

ざっくりとではありますが、

おおまかな全体像が分かりますので、会員サイト構築にお役立て頂ければ幸いです。

 

会員サイトの作り方は、次の7ステップです。

  1. テーマを決める
  2. 料金を決める
  3. システムを決定する
  4. コンテンツを作成する
  5. LPを作る
  6. 集客
  7. 収益化

 

 

ステップ1.テーマを決める

まずは、

会員サイト運用の目的を明確にします。

 

そして、情報発信するための

会員サイトのテーマを決定します。

 

ステップ2.料金を決める

会員サイトの目的と、情報発信のテーマが決まったら、

次に、会員サイトを提供する料金を決定します。

 

無料プランを含めるのか、また有料プランを複数用意するのか、料金体系を明確にします。

 

会員数が増えれば増えるほど、

後から変更する事が難しくなりますので、できるだけ慎重に検討しましょう。

 

ステップ3.システムを決定する

運用目的と料金に合わせて、

会員サイトのシステムを決定します。

 

大事なのは、決済と連動したシステムを構築する事です。

 

せっかく会員になろうとしているユーザーが、

決済によって不安が生じた場合、離脱してしまう可能性があります。

 

例えば、この記事でご紹介した

「オープンソースCRM」や「Wordpress」「LINEオープンチャット」は

決済機能を別途用意する必要がありますので注意が必要です。

 

また、「DMMオンラインサロン」は

10%も手数料が引かれてしまいます。

 

そういった背景もあり、当サイトでは「MyASP(マイスピー)」を利用しています。

会員サイトを作るための機能が網羅されていますので、

これから会員サイトの構築を考えている方はぜひチェックしてみて下さい。

 

⇒「MyASP(マイスピー)」公式サイトを見てみる

 

ステップ4.コンテンツを作成する

会員サイトを運用していくシステムが決定したら、

会員サイトの画面設計と合わせて、提供するコンテンツを作成します。

 

会員サイトのテーマに沿ったコンテンツにするのはもちろん、

ユーザーが利用しやすいように構築する事が大切です。

 

ステップ5.LPを作る

ある程度、コンテンツができ、会員サイトが形になったら、

会員となるための「LP(ランディングページ)」を制作します。

 

LPは、一度作ったからといって放置するのではなく、

PDCAを回し、効果検証・改善する事で、会員が増えていきます。

 

ステップ6.集客

会員サイトが形になって、LPも出来たら、

あらゆる経路でLPに集客していきます。

 

SNSはもちろん、オフラインでもアピールして、LPに流入を促しましょう。

 

ステップ7.収益化

会員サイトは、会員の維持が収益化に繋がります。

キャンペーンや特典、アンケートなどを活用してユーザーの満足度を向上させ、

継続的で安定的な収益化を目指してください。

 

下記の記事では、会員サイトを作るためのおすすめツールを4つ厳選してご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「会員サイト作成に必要な機能とおすすめツール4選」を見てみる

 

 

会員サイトの作り方まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、これから会員サイトを運営していきたい人に向けて、

会員サイトの作り方を解説致しました。

  1. 会員サイトのテーマを決める
  2. 料金を決める
  3. システムを決定する
  4. コンテンツを作成する
  5. LPを作ってPDCAを回す
  6. あらゆる媒体から集客する
  7. 会員を定着させて収益化する

 

この記事を参考にして頂き、ぜひ会員サイトの構築にお役立て頂ければ幸いです。

下記の記事では、会員サイトの種類や特徴、成功の秘訣について解説していますので合わせてご覧下さい。⇒「会員サイト立ち上げ前に知っておきたい種類や特徴」を見てみる

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