ホームページを開設しただけでは顧客を呼び込む力は弱く、いかに多くの人の目に触れ、自社の存在を知ってもらうかがカギとなります。
ビジネスをおこなう上で、どう顧客を獲得していくかは重要なポイントになります。
特にコンサルタント業や士業などを営む場合には、切実な問題だと言えるでしょう。
そこで重要になってくるのが「SEO対策」です。
この記事では対策の必要性や、それによりどんな効果が生まれるか、経済産業省推進資格ITコーディネータの筆者が解説いたします。
下記の記事では、初心者でも自分でできるSEO対策について基本的な事を解説しています。この記事と合わせてご覧ください。
なぜSEO対策が必要なのか
「SEO」は、インターネットで検索した際に順位を上位に表示させるための手法です。
顧客が自分の探したいキーワードで企業などを検索すると、
結果画面には広告を除き上位のホームページから表示されます。
検索結果の表示順に業績は無関係
ここでポイントなのが、この表示結果は事務所の業績順でもなく、代表者の実力順でもないということです。
つまり、どんなに良い仕事をしていても、
検索結果で上位表示されないと顧客の目に留まる機会が減る
ということになります。
従って、しっかりとSEO対策をおこなうことが大変重要だと言えるでしょう。
検索結果上位表示で得られる効果
SEO対策を行った結果、検索結果の上位に表示された場合、どんな効果が得られるでしょうか？
これには、大きなメリットが3つあります。
アクセス数の増加
まずは
圧倒的に「アクセス数」を増やすことが出来ます。
検索結果の上位2位とと2ページ目以降では、実に9倍の差があることがわかっています。
つまり、
検索結果が11位で10人がクリックしてサイトに訪れいてる場合、
上位1位に表示されれば90人が訪れる事になります。
クリック率の増加
次に、検索連動型広告と比較して、
「クリック率」を飛躍的に増やすことが可能になります。
検索連動型広告というのは、検索キーワードに対して広告を出稿し、クリックが発生した際に広告料を支払う広告です。
よく検索されるキーワードに対しては、複数の広告主が出稿したいため、表示される広告は入札によって決定します。
そのため、人気のキーワードはクリックあたりの単価が高くなる傾向にあります。
いっぽう、SEO対策を行って自然検索で表示される検索結果に対して、広告費用はかかりません。
また、検索している人は「広告」だとわかっているため、
人によっては検索連動型広告による検索結果を避ける傾向にあります。
その結果、自然検索で上位表示されたサイトに対しては、クリック率が高まります。
信頼度が増す
上位に表示されることで
企業の「信頼度」が高くなるという効果もあります。
というのは、ユーザーの中で、検索した際に上位にある会社ほど人気が高いと考える人が多いと言われているためです。
実際にSEO対策に成功した企業はアクセス数が右肩上がりに伸び、
中長期的にその効果が持続すると言われています。
結果的に、ホームページ経由の顧客が増加し、企業収益がアップすることが大いに期待出来ます。
下記の記事では、SEO対策の基本と対策のコツについて解説していますので合わせてご覧下さい。⇒SEO対策の基本とコツを詳しく見る
顧客獲得にSEO対策は大きくかかわる
いかがだったでしょうか。
今回は、SEO対策の必要性と、SEO対策を行った効果について解説致しました。
- 自身の業績を知ってもらうためにも、検索結果の上位に表示させる必要がある
- SEO対策による効果は「アクセス増加」「クリック率増加」「信頼性向上」
ホームページを持っているだけでは、多くの顧客を呼び込むことは不可能だと言えるでしょう。
そこで必要なのがSEO対策であり、自社のホームページを上位に表示させるための施策を正しくおこなえば、
アクセス数やクリック率が増え、かつ企業の信頼度も高めることも可能です。
結果的に顧客獲得数が増え、収益アップが期待出来るでしょう。
下記の記事では、プロのSEOコンサルタントも使用している「SEO対策ツール」についてご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒無料及び有料のおすすめSEO対策ツールを詳しく見る
コメント