運営しているWEBサイトのアクセス数を増やしたいのであれば、検索エンジンの表示順位を上げるためのSEOは欠かせません。
しかし、期待を裏切るようなWEBサイトの内容であれば、
アクセスしてくれたユーザーは失望し再訪することはないでしょう。
リピーターの獲得をするためには、ユーザーに満足してもらえるWEBサイトをつくる必要があります。
そこで重要な鍵となるのがSXOです。
今回は、SXOについての説明と、SEOとの違い及び具体的な対策方法について解説致します。
下記の記事では、初心者でも自分で簡単にできるSEO対策のやり方について解説していますので合わせてご覧下さい。⇒初心者でも自分で簡単にできるSEO対策のやり方を詳しく見る
検索体験を最適化する「SXO」
SEOは、WEBサイトの運営をしていない人でも見たり聞いたりする機会が多いでしょう。
SEOを日本語にすると「検索エンジン最適化」となり、すなわち検索エンジンで運営しているWEBサイトを上位に表示させるための施策を意味します。
一方でSXOとは、日本語で言うと「検索体験最適化」となり、
検索エンジンを利用するときに生じる一連の行動「検索体験」を最適化していくというものです。
ユーザーが求める情報に迷わずたどり着けるとか詳しい情報が掲載されているというように、デザインや記事の内容に工夫をこらすことで「検索体験」の最適化ができます。
検索体験を提供するためには、ユーザーの検索意図(検索クエリ)を理解する必要があります。詳しくは下記の記事をご覧下さい⇒検索クエリを理解してSEO対策を成功させるための活用方法を詳しく見る
SEOとSXOの違い
ここではSEOとSXOの違いについて解説致します。
SEOとSXOの持つ意味から違いを言うならば、SEOは検索キーワードに焦点を当てて対策を行うのものであり、SXOはユーザーが検索をする目的にあわせて対策をするということになります。
SEOとSXOは関連している部分もあるので、ある程度はSEO対策がSXO対策にもなるでしょう。
しかし、WEBサイトの品質を高めたいのであればSXO対策を意識して行うことが必要です。
SXO対策の具体例
SXO対策を始めるならば、具体的な対策方法を学んでおく方が良いでしょう。
ここでは、SXOの具体的な対策例を解説致します。
表示速度を速くする
まず、検索エンジンから来たユーザーの離脱を防ぐために、
「表示速度を速くする」ような作りにしましょう。
そして、表示されたWEBサイトで目的の情報に迷わずたどり着けるように「デザインのシンプル化」と「情報にたどり着くまで動線を考える」ことも効果的な対策方法です。
デバイス毎の最適化
ユーザーが使うデバイスは多種多様なので、
「デバイスごとの表示を確認する」ことも必要です。
パソコンで見た場合とスマホで見た場合、またタブレット端末で見た場合での見え方に注意を払い、最適化しましょう。
セキュリティを高める
「セキュリティを高める」というのも、ユーザーが安心してWEBサイトを訪問するためには重要な要素です。
通信を暗号化で保護するために、常時SSL化をしておきましょう。
下記の記事では、SSL化について詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒SSL化やサーバ証明書について詳しく見る
SXO対策は難しくない
いかがだったでしょうか。
今回は、SXOについて説明したうえで、SEOとの違いと対策方法について解説致しました。
SEO対策をやっていれば、SXO対策というのはそれほど難しいことではありません。
今までやってきたことをユーザー目線で見直してみたり、安心してWEBサイトの閲覧をするためには何が必要なのかを考えたりするだけです。
しかしながら、SXO対策には人手や時間がかかることが多いので、やりたくてもやれない状況に陥る可能性があります。
そのようなときには、専門業者の力を借りるなど、解決できる方法を検討してみましょう。
下記の記事では、SEO対策をコンサルティング会社に依頼する場合について書いていますので合わせてご覧下さい。⇒SEO対策のコンサルティング会社比較記事を見る
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